2006年09月01日

医者を志した理由

これから言う事はかっこいい事だと思う。
でもそれを完遂させなきゃちっともかっこいい事なんかじゃない

だから僕はかっこいい事にする為にも頑張るのだ。



今から数年前。国内留学先の大学で小澤先生というホスピス医に出会った。


死に行く人とどうやって付き合っていくか?それを考えるオリエンテーションに参加した時だ。

小澤先生の説明はとても解りやすくかつ胸に響いた。

最後の質問コーナーで僕は自然とこういうあまりにも抽象的な質問をしてしまった。

「先生のお話に感銘を受けました。じゃぁ例えば、僕に出来る事は何ですか?」

この時はボキャブラリーが貧困だったとかそういう事ではなく
こういう質問形態しか思い浮かばなかったのだ。
人を助ける事をするにはどうしたらいいか?五体満足で有り余る自分の力をどうやって使えば良いのか?わからなかったのだ。


先生は「自分に出来る事を探してみなさい。まずはそれから」と(言う感じの事を)言った。


イマイチ釈然としなかったので全てのプログラムが終わって先生の所へ行ってみた。


僕「あの…さっきの質問なんですけど…」
先生「う〜ん、君は何がやりたいんだい?」

正直わからなかった。人を助ける職に就いてみたいと思ったがじゃぁ具体的にどうするか?皆目見当もつけられなかった。

僕「正直言って、解りません。ただ人を助けたいって思ってるんです。どんな形態であれ…」
先生「そうか…じゃぁもし良かったら僕と同じ職も検討すると良いよ。」

そういって先生は僕に名刺をくれた。僕は名刺を持っていなかった。今度作ろうと決めた。

あれからこの出来事も要因してもやもやした意識は飛び、医者になりたいと強く思い始めた。

そして、大学4年次の時…まだ悩んでいた。

片手では持てないぐらいの内定先を貰ったその時もとにかく悩んでいた。


ある日
あれは院生の先輩の学会の日だった。

発表3日前から徹夜をしていた先輩が学会発表中に倒れた

ばた〜ん!と。いや〜威勢が良かったねぇ(笑)


僕は直ぐに駆け寄った。
でも自分が知ってる知識は血の廻りを良くさせる方法と楽な状態にさせる方法ぐらい。


こういう時に自分に力があれば、的確に見れる力があればなぁ…



意識を戻し、病院に運ばれていった先輩を見て決心した。




医者になろう。
その為にとにかくやってみよう


と。




それから貰った名刺を参考に小澤先生にメールをしてみた。
多分もう忘れられている存在だと思ったがそれでも構わなかった。
先生にお陰でここまで決心が出来ました。と感謝の言葉を示したかった。


先生は「医学部受験決心おめでとうございます。」と言ってくれた。



内定先を全部蹴った。
最後の内定先への詫びの電話切った時


「さぁ、後戻りは出来ないぞ」
と自分自身に言った。



あとはただ猪突猛進するだけなのだから。








小澤先生の新著を見つけた。
あとがきにこんな事が書いていた


「私には夢があります。
 いつの日にか、この本を読んだ人の中から、将来、苦しんでいる人の為に共に働く時が来るという夢が。」

キング牧師かよっ!って思ったが(笑)


先生の夢を叶える為にもやってみよう…と思うのでした。


まずは自分自身の為だ


posted by へたれ太郎 at 18:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 自分自身 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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